こんにちは。e-Rirekisho.comのセルダル・バシャラです。いつもご愛読ありがとうございます。

ゴールデンウィークはいかがでしたか ? 楽しくリフレッシュできましたか ? 私は、妻や 4歳の息子と一緒に、3 日間伊豆・小室山に行ってきました。とても楽しかったです。海や山、そして温泉を同時に楽しむことができ、日本の素晴らしい自然にますます感動致しました。

ゴールデンウィークのような長い休みは自分の仕事や将来についてゆっくり考えるきっかけにもなります。貴方もきっと色々と考えられたことでしょう。私も、以前勤めていたゴールドマン・サックスを辞める決断と起業する決断をゴールデンウィークの時でしたので、私にとってとても意味深い時期です。

転職をすることで失うものを考えたり、次のステップの正しさについて確信が持てなかったり、今までお世話になってきた上司や同僚たちをまるで裏切るかのような気持ちになったりと色々不安なことが一杯ありました。貴方もそのような経験がありますか ?

特に、日本で最初に勤めてた会社、ゴールドマン・サックスを辞める時の気持ちを未だに覚えています。「こんなに入りたかった会社を、こんなにたくさん可能性のある世界的な企業をこんなに早くやめていいのか ?」「知らない分野で本当に成功できるのか ?」「やめるとしたら、今までお世話になってきた上司や仲間たちどのように説明すればよいのか ?」等、ずっと悩んでいました。

正直言って、自分から決断を出せませんでした。

そのように悩んでいるうちに、ある日会社のお昼休み中に歩いている間、ビジネススクール時代に知り合った、人材開発に詳しいエグゼクティブの方に道で会いました。久しぶりにお会いしたのでとても嬉しく、その週に一緒に昼食をすることになりました。
最初は自分のキャリアについてお聞きしようとは思いつかなかったのですが、せっかくそのような方とお食事をするので、ある意味私の悩みに対して神様からのお助けだと思い、思い切って相談してみました。

ご相談する前に、転職を通じて失うものが大きかったため、このまま辞めない方がいいかなと悩んでいたのですが、お話を聞いてから、目標が明確になり、「やっぱり、どんなことを失っても、ここで行動しないといけない !」と思うようになりました。そして、その直後のゴールデンウィーク中にゆっくり考え、転職の決断をしました。とても難しい判断でしたが、結果としてはとてもよかったと思います。

その方の話を聞いてから、その分野に詳しい方に相談することは本当にとても大切だと思いました。自分の限られた知識や経験で、将来が明確に見えなかったり、また、自分のことですので、冷静に分析できなかったり、気持ちを整理できなかったりすることがよくあります。

お客様からのフィードバックを通じて、当社でご提供している、「英文履歴書作成サービス」において行っているヒアリングはそのような効果もあると気づき、2 年ほど前に「外資系転職相談キャンペーン」を実施しました。当初一ヶ月ぐらいのつもりでしたが、お陰様でご好評を頂き、その後もずっと続けることになりました。自分の転職のとき悩んでいた気持ちを思い出し、皆さんに「転職やキャリア設計のとき信頼できる相談相手」になるために心がけています。もちろん、自分の気持ちや経験だけではなく、何百人にもわたるお客様との実績もバックグラウンドにあります。

優秀な方こそ、自分の将来やキャリアについて真剣に考えたり悩んだりします。お金を投資し、自分のキャリアについて相談しようと思う人たちはもともと意志の高い人たちです。どんなに難しく見える目標でも前に進みたい人たちです。

去年の夏もそのような優秀な方が「外資系転職相談」をお申し込みになりました。勤めていた事業会社から金融の仕事に転職しようと考えていました。30 代半ばの男性の方で、今まで M&A の仕事をしたことがないため、自分に本当にできるか、どうすればよいか、まったく分からない状況でした。受けていただいたコンサルテーションやその後ご受講になった転職準備のためのコーチングを通じて、不安を一つ一つ解消し、またやるべきことを整理した上で、一生懸命活動をして頂きました。

今年に入ってから、憧れのM&Aの仕事に転職でき、私も大変嬉しく思いました。また、先日その体験談を贈って頂いたので、皆さんにもご紹介します:

「最初にご連絡したときは、転職そのものに対する考え方で悩んでいた時期でした。転職をする意思はあったものの、どこの会社にどのようにアプローチしていくべきか、もっと根本的な悩みとして自分は何をするべきか、がはっきりしていなかったのです。

そこで、ご相談に行ったのですが、繰り返し質問を受け、調べ、考えていくうちに自分が進もうと思っていた道に進むべきだという結論に至りました。至ったというか、導かれた部分は大きいです。

履歴書も大切です。面接に進めるかどうかがかかっています。しかし、どれほどすばらしい履歴書を書いて頂いて、面接に進んだとしても、その面接で自分が迷いなく対応できるかということがもっと重要だと思います。そのためには、私にとっては、コンサルテーションが一番重要でした。その結果、面接に望むときには自分がこの仕事をやりたいのだということを、表面的なテクニックではなくて、きちんと伝えることが出来ました。振り返ると、それが最も重要だったといえます。履歴書作成はお願いできても、面接を受けるのは自分なのですから。

転職はスタートに過ぎません。これからいかに自分のやりたいことを実現していくか、これからが勝負です。しかし、バシャラ様のアドバイスがなければ、このスタート地点に立てなかったかもしれません。本当にありがとうございました。」

神様に、私にこのような仕事を下さったことをいつも心より感謝しております。実は、「相談すること」は、私の宗教イスラムの一つの命令でもあります。聖典クルアーンに「相談章」という章があり、そこで信仰する人は「礼拝の務めを守る者、互いにことを相談し合って行う者、神様が授けたものから施す者」であると説明されています。

貴方の宗教にもきっと相談やチームワークが勧められているでしょう。相談やチームワークでもっと成功することは人間の本質だからです。また、日本社会自体も、相談やコンセンサスの上に成り立っていませんか ?「相談」は日本が成功してきた秘訣の一つでもあると思います。

会社のプロジェクトのために、社内の関係者や上司に相談するように、自分のライフプロジェクト、そしてその一部である「キャリア」についても是非信頼できる先輩や身近な方々に相談しましょう。その相談からきっと新しい出口が見え、貴方や貴方の家族にとって新しい人生が生まれるでしょう。

ではまた。

セルダル・バシャラ
英文履歴書作成のe-Rirekisho.com代表

PS：
外資系転職相談キャンペーンを実施しております。是非ご利用下さい。お待ちしております。


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