こんにちは。e-Rirekisho.comのセルダル・バシャラです。お元気ですか ?

先日サンドイッチを買っている最中に、ある 50 代のお客様から悩みの電話がきました。「2 社の中でどちらにすればよいか決められない !」という悩みです。話を聞いてみると、2 社とも有名な企業で、年収も約 2000 万円です。

その方が英文履歴書作成を最初に注文されたのは約 3 ヶ月前。ヒアリングのためにオフィスに来られた時、かなり落ち込んでいる様子でした。実は、優秀な方こそこのように落ち込んでしまいがちなのです。とても高いポテンシャルを持っていますので、それを出せない自分の今の状態に挫折を感じてしまうのです。また、メールでこのようなコメントも戴きました:

「私の年齢で、年俸アップの転職は果たして可能か ?
世の中の関係者からは、否定的な回答ばかりいただきます。」

貴方も時々そのように思ったりすることがありますか ? もし、あるのであれば絶対に最後まで諦めないで頑張ってくださいね。

そのお客様は、元々日本の大手企業出身で、経歴を聞くと国内でも海外でも大きな実績を出しています。しかし、最後に勤務した 2〜3 年間のことしか考えず、自分の立派な経歴を忘れていました。トルコ語で「人間は、忘れてしまう 」という表現があります。人間は「考える動物」というより「忘れる動物」かもしれません。

英文履歴書をご注文されていた為、当然、過去の実績を細かい数字まで聞かなければいけません。なぜなら、英文履歴書は数値的実績を書けば書くほど、インパクトが上がるからです。特に、経験豊富な方の場合、ますます大切になります。過去の実績やその見せ方によって、今後のポテンシャルの実績となるのです。

実績を詳しく聞くことのもう一つの効果は、本来の自分を思い出し、高いポテンシャルに自分で気付くことです。自分の力を自分で信じなければ、当然応募先企業が信じることも期待できません。不安な状態で面接に行ったら、先方は必ずその不安を感じ取ります。そのような印象を与えたくないですよね。

もし、初対面から素晴らしい印象を与えたいのであれば、それなりの準備をすることが必要です。その準備とはまず自分の実績やポテンシャルを把握することです。そして、それを使って応募先企業にどのような貢献が出来るかをよく考えることです。

ただし、貢献出来る事を考える時も、自分の年齢と経験に相応しいことを考えましょう。会社 が、20 代の新人と 50 代の経験者に期待していることは違います。自分の経験に相応しい貢献を考えていなければ、入社してからが大変です。

ご存知のように外資系企業は実績主義が多く、成果を出せなければ、もうそこにいられなくなることがあるのも事実です。そのような状態に陥らない為に、入る企業をよく選び、自分の力が発揮できるポジションに入らないといけません。

職務経歴書や英文履歴書を作成する段階でその分析をよくすれば、自分に合った会社を選び、面接に自信を持って挑め、そして入ってからも冷静に働きながらどんどん実績が出せるはずです。

さて、先程のお客様の話に戻ります。

その方は、自分の実績や本来のポテンシャルを忘れていた為、最初に来られた時、より低いサラリーで低いレベルのポジションを狙っていました。ところがキャリアプランをディスカッションしていくうちに、その方も自分の力に気付き、自分に見合った職種を目指すようになりました。自分を信じるようになれば後は簡単です。

神様が命を下さり、健康で生きられたら、50 代の人は後 10 年以上も働くでしょう。もし貴方が 50 代であれば、その先の 10 年は充実した仕事をしたいとお考えですか ? それとも、退屈な毎日を過ごしてもいいと思っていますか ? どちらも貴方が決めることです。

もし「まだまだやりたいことが一杯ある ! 」というお考えであれば、是非今すぐ「自分のポテンシャル、本当に出来る事」を考え始めてください。貴方の力を必要としている会社、貴方の指導やサポートを必要としている人たちは必ずいます。

40 代や 50 代でも転職する、あるいはしたい気持ちを持っている方はとても多くいらっしゃいます。貴方のように悩んだり、貴方のように頑張っている方々は世の中にたくさんいます。自分を信じて諦めず最後まで頑張れば必ず成果が出ます。

最初の行動を今すぐとり、貴方のサクセスストーリーも是非作りましょう !

ではまた。

セルダル・バシャラ
英文履歴書作成のe-Rirekisho.com代表

PS：
外資系転職相談キャンペーンを実施しております。是非ご利用下さい。お待ちしております。


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