起業したい若者は、そのために一番良い準備ができるところは戦略コンサルティング会社であろうという考えの方が非常に多いです。私はどちらかというと、外資系投資銀行の方が起業スキルを身につける面で有利だと思います。
なぜなら、起業で最高するために必要な条件は
「ビジネスチャンスをつかめるセンスを持つこと」、
「リスクをとれる力」、
「タイミングをつかめるセンス」
「アイディアをできるだけ早く実行に移す実行力」、
「キャッシュマネージメントや他の財務管理をしっかりできるファイナンシャルマネージメントのスキル」、
「徹底したリスクマネージメントができること」、そして
「法律を解釈し、それを遵守したビジネススキームを作れる力」
だと思っているからです。また、より大きな会社を作りたい、100億円規模の企業を育てたいとき、人をリードすることも必要です。例えば、マネックス証券の松本大社長はとても良い例です。元ゴールドマンサックスパートナー(世界最小年)で何億円もある高年収の仕事をやめ、大きなリスクをとりながら、ちょうど良いタイミングでマネックスを作りました。常にリスクをとる練習をしていなければ、そのような判断ができなかったでしょう。
上記のようなスキルが身に付けられるもっともよい場所は、リスクをほとんどとらずに、2−3カ月の短期間の戦略プロジェクトを外から行い、実行に移さない戦略コンサルティング会社より、厳しい環境で、毎日素早い行動と実績が期待されている外資系投資銀行ではないでしょうか?
ではまた。
セルダル・バシャラ
http://www.e-rirekisho.com
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