ゴールドマンサックス、モルガンスタンレー、メリルリンチ、UBSのような外資系投資銀行でのキャリアの若手プロフェッショナルにとってもう一つの大きな魅力は若いときからグローバル規模の大きなプロジェクトに取り組めることです。
事業会社や商社に入れば、何年の経験を積んでからやっと任せられる大きなプロジェクトをどんどんさせてもらえます。一つのディールで成功したら、もっと大きいのが任せられます。成功が成功と重なり、20代でも夢でも見られないぐらいな実績を作ることができます。そのようなチャンスを平等で与えられるのが外資系投資銀行です。
投資銀行の業務を簡単によりよく理解するために二つの本をお勧めします。
一つは、ゴールドマン・サックス―世界最強の投資銀行です。ゴールドマンサックスにバイスプレジデントとして実際に勤務していた元為替トレーダーが書いた本です。130年の歴史を見ながら、成功の要因が探られています。
もう一つお勧めしたい本は、ライアーズ・ポーカーです。ソロモン・ブラザーズ出身の著者が、ウォール街について語っているロングセラーの本です。アメリカのビジネススクールで投資銀行に入りたい学生が必ず読むと言える一冊です。
また、以前もお勧めした勝つ力 ビジネスの勝ち方は学ぶことができる も外資系投資銀行で成功した日本人が書いた成功哲学についての本です。(著者は私が働いていたときの社長、山アさんです。実は今日もこれから新宿のトルコ料理店で新年会のディナーをする予定です。)
これらの本を読めば、外資系投資銀行は何をやっているか、日本人はどうすれば成功できるかを最前線の人に教えてもらうことになると思います。ご関心とお時間があれば、是非読んでもてください。
ではまた。
セルダル・バシャラ
http://www.e-rirekisho.com
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